2009年2月11日

休日も平日も祝日も

 昨年末から日記が「日」記ではなく「週」記になっておりますが、相変わらず(というか1月よりもほんの少しだけ)忙しくなっているお仕事の合間に頑張っております――部屋の掃除(笑)
 今月末に引越しをする同僚が「3月中旬以降の、いわゆる"オンシーズン"に突入すると業者の見積もり金額が一気に跳ね上がるよ~(;^_^A」と言っていたので、こりゃいかん、と重い腰を上げて掃除スタート。10年近く住んでいる今の部屋で年越し掃除とか真面目にやっていなかった部分が祟って徹底的に汚れている場所とか結構あり(......)、日夜ゴム手袋して歯ブラシ片手に頑張っております。休日も平日も祝日も(=ほぼ毎日)。でも、3日に1回は疲れて寝落ちしてますが(笑)


 で、掃除の目的が「引っ越し」なので、部屋にある要らない本類などを駅前にある某古本屋チェーン店に持ち込んでいるのですけれども......最初のうちは次から次へと持って行っているのに部屋の本が一向に減らないことに自分でもびっくりしておりました!(゜_゜;)
 ラックの1番上の段にあった本は『無頼』&『魔都覚醒』(岩崎陽子/秋田書店)以外全部売り払ったのですが、それでも部屋にはまだまだ本が(苦笑)
 つ~ワケで、ワタクシ、この1週間で某古本屋チェーン店の常連客になりました(笑)
 足しげく通っていますですヨ。そろそろ打ち止めにしたいってのが本音だったりするんですけどね、まだまだ通いそうですヨ......んがくっく!(´ヘ`;)

 ちなみに、文庫本に限定すると、売った作家No.1はぶっちぎりで貫井徳郎でした。
 貫井本は後味悪いので(笑)、部分部分をちら見することはあっても通しで再読ってまずもってないのですが、そのくせ既刊は1番最近出た『夜想』(文藝春秋)以外はすべて持っていたので本人も気づいていませんでしたが実はすごい量に......(笑)
 でも、何がすごいって、量よりもそれだけ貫井氏にハマっていたのだという事実がすごいなぁ~と自分自身では思っていたり。


 大昔、本屋のPOPにて猛烈推薦されていた『慟哭』(東京創元社)を衝動買いしたのが貫井本を読み始めたきっかけなのですが、そのとき、「慟哭」のあまりにもあんまりなラストに「この作家の本は2度と読まない!」と絶叫したんですよね、当時の穂高サン(笑)<周りのヒトにも宣言していた覚えが......。
 その後、「あのときは出会いが悪かったんだ」と同氏の別の作品を購入し、やっぱり終盤の展開に絶叫したのですが、それから「次こそは......」と信じて読み続けているうちに慣れたという(大笑)


 おかげさまで、今じゃ、ミステリ系で途中にダークな展開を匂わせる文章があったり書評で「終わり方に救いがなかった」なんて言われているのを見たりすると、「もしかしてこんな終わり方になったりして......」と相当なバッドエンドを想像してしまい、実際に読んでみたら自分の想像の方がえげつなかったりして後味悪くなるようなコトが少なくなりました(笑)
 人間、こうやって鍛えられるんですね......ヽ(´ー`)ノ


 売りに出した本、貫井本の次に多かったのが有栖川有栖本でした。
 こちらは主に新書、ところにより単行本(笑)
 冊数で言えば小川一水と神林長平が多いのですが、前者はとりあえずそのまま維持(笑)、後者は神林ファンの実兄に強制的に送るコトとしました。<勝手に送りつけて「被ったら捨ててね」と(爆)
 そういえば、先週末に某方々とオールな飲み会をしたのですけれども、そのときに小川一水本の話が出たのですね。そこで「これだけ押さえておけばいいんじゃない?」的なオススメ本を列挙したのですが、どうしても1冊タイトルが出てきて悔しい思いをしました、はい。
 その1冊というのは、『老ヴォールの惑星』(早川書房)。
 翌日には出てきたのでなおさら悔しい1冊(笑)
 この中の「漂った男」はオススメの短編です。


 ほかだと、『復活の地』(早川書房)、『第六大陸』(早川書房)、『導きの星』(角川春樹事務所)、これを押さえておけばまず良いかと。『天涯の砦』(早川書房)は読んで損はしないだろうけど盛り上がりにイマイチ欠けるというのが正直な感想......(;^_^A
 ワタシは未読ですが、最新刊の『風の邦、星の渚 ―レーズスフェント興亡記』(角川春樹事務所)なんかも評価が高い1冊だったり。
 逆に、小川氏で「これだけは外しておいた方が......」と思うのが、『ファイナルシーカー レスキュー・ウィング』(メディアワークス)。「第六」や「導き」以前の本は率直に言って「面白くない」というのがワタシの印象であります。
 というか、出版社別に見ると、早川書房と角川春樹事務所から出しているものはあまり外れがないような気がするので(まぁ、『時砂の王』とかそれほど面白くなかったけど/爆)、ラノベレーベルが向いていないんじゃなかろうかと思ったりもするのでありました(-_☆)


 そんなこんなで、さて、日付が変わったので再び掃除に入りますか......(笑)<明日出すゴミの準備をするのだよ、諸君!(朝弱いのでね/爆)

コメント[6]

古本屋によっては、本を自宅から送って買い取ってもらうこともできますよ。
URL欄にブックオフのサービスを入れときました。

…そういいながら、年末大掃除で整理した本が部屋を占拠してるので、
実際に処分してる穂高さんには頭があがらないデス。

本が多い部屋は片付けても片付けてもレイアウト変わらないんだぜ?
むしろ出しちゃうから余計散らかるというマジック!

みんなにおすそ分けしてみるのも一興w

しかし、常連になるほど持ち込んでもまだあるとはすごい量ですなぁ。

No.50のまるさんのコメントへの返信

こんにちは~。
古本、URL欄に入れてもらった某店に売ってきたのであります!(笑)
……いや、宅急便で送っても良かったんですけど、うち、いまダンボールが欠乏していて(引っ越しの荷物詰めに使っている/爆)、しかも、宅急便のお兄さんが取りに来るのを大まかな時間指定しかできない状態で待つのが辛かったので手に持って売りに行ったのでした!(;^_^A<歩いて7~8分のところにありますから……。

> 年末大掃除で整理した本が部屋を占拠してるので

おおっ、その本は既に部屋の風景と化してしまっている、というヤツですね(笑)
ワタシは何往復もしたのでようやく部屋の中が少しキレイになってきましたー。でも、「売れないだろうな」と思って持って行っていないボロボロの本たちを資源ゴミの日に出さない限りまだまだ部屋が広くなることはないような気がします、んがくっく(´ヘ`;)

No.51のミシン屋さんのコメントへの返信

こんにちは~。
本が多い部屋――とミシン屋さんに言われるほどうちは本が多くない!
が!
減らない!!(笑)

> むしろ出しちゃうから余計散らかるというマジック!

やばい、そのマジック、すごく良くわかる。
というか、いま、割合その状態(爆)

No.53のすえぞうさんのコメントへの返信

こんにちは~。
おすそ分け、ねぇ……。
問題は持ち運びする体力がないってコトかな?(笑)

> しかし、常連になるほど持ち込んでもまだあるとはすごい量ですなぁ。

ミシン屋さんやセリさんに比べれば全然少ないんですよ、ワタクシは!
なのに、なぜか減らないという……。
さすがにちょっと疲れてきましたワ(笑) やっぱり定期的に処分しないとだめですな、本って。

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