2009年10月30日

サイン会行ったり本読んだりCD聴いたり

 ちょっと目を離した隙に......じゃございませんが、気がつけば前回の日記から約10日であります。1日1日をちゃんと過ごしてきたはずなのに、「えっ、いつの間に10日も経ったの( ̄□ ̄;)!?」ってカンジです......明後日には11月に入るだなんて、ちょっとびっくりー(゜_゜;)<プチ浦島な状態。


 そんなワケで、今日の日記ではこの10日間のことをオモムロに振り返ってみたりします(笑)
 まず、先週の土曜日。
 大宮まで行って参りました――お目当ては、サイン会。
 古いネットのお知り合いであるsakomokoさんこと相沢沙呼さん@【sakotell】が今年の鮎川哲也賞を受賞されめでたくデビューと相成り(スゴイ!)、記念にミニトークショー&サイン会が開かれるということで足を運んでみたのであります(-_☆)


 ......でも、実はココだけの話(?)、当日の朝まで行こうかどうしようか迷っていたんですね(;^_^A
 というのも、ワタシ、肝心要のデビュー本を"入手しただけ"の状態、つまりはまだ読み始めてもいなかったのですヨ(爆) やっぱり、読んだ上で行ってサインをいただき、たった一言でも感想をその場で直接申し上げるというのが礼儀に適っているんじゃないかと思いましてねぇ......。「こんにちは、ご無沙汰しております、初めまして♪」なんていうのはいくら何でも失礼じゃないかと(´ヘ`;)
 だもんで、ホント、散々っぱら悩みました。
 相方の「行っておいでよ」と、書店さんの告知ページの「当日お買い上げの方はその場でサインを......」という文章がなければ悩んだままタイムアップで行かなかったかも(笑)
 結果としては、行って良かった!に尽きたりするですヨ、はい(笑)
 会場で沙呼さんが披露されていたマジックは後ろの方だったため全然見えませんでしたが(というかマイクを離して実演されていたため声もまったく聞こえず何をやっているのかさっぱりだった/苦笑)、サインのときに直接「頑張ってください、応援していますね」と言えましたし。こういう機会って早々ないですしねヽ(´ー`)ノ


 あ、サイン会の話を書いているのに本について詳細触れていないや(;^_^A
 『午前零時のサンドリヨン』(東京創元社)という本でございます。1,980円。
 死体の出てこないいわゆる「日常の謎」モノで、恋愛要素が出ている4編の短編からなる物語だそうです。
 ぶっちゃけ、ミステリ好きなワタシとしましては、お知り合いの方の本がミステリというジャンルから出されたことに驚きを感じつつ非常な喜びを覚えていたり(笑)
 いま、まだ読み始めて最初の作品の半分くらいなのですが、続きを読んでいくのが楽しみであります。ワクワク(((o(^。^")o)))


 ちなみにサイン会に行った後は、突発的に飲みへ。
 1次会、2次会、3次会と渡り歩きましたが、2次会のお店で某H渡氏が利き酒セットの1口も飲んでいない杯をひっくり返した揚句にその1~2分後に落して割ったことが果てしなく印象的でした......隣にいて防げなかったよ、ママン!(T-T)
 あと、3次会では「バスタード」と「グレンラガン」話で大盛り上がりしてしまいました。どちらも懐かしいなぁ。「グレンラガン」は、ワタシ、中島かずき信者なので語り出すとたぶん長いです(笑) そして、久々に関さんなカル=スを聴きたくなったとです......。


 本の話題の次は、時間経過から行って水曜日に発売されたCDの話――に行きたいところですが、流れ的にこのまま"最近読んだ本の話"へ。
 ただいま読書週間につき、移動時間中は専ら読書に励んでおりまする。
 この10日間で読んだのは、えーっと、8月末頃からmixiのアプリ「ソーシャルライブラリー」に読了本のメモを始めましたのでそっちを見ましたが(笑)、『妃は船を沈める』(有栖川有栖/光文社)、『火村英生に捧げる犯罪』(有栖川有栖/文芸春秋)、『風の邦、星の渚~レーズスフェント興亡記~』(小川一水/角川春樹事務所)の3冊ですね。ミステリ、ミステリ、歴史SF、と。


 久々(と言っても1年ぶりくらいか)に読んだ有栖川作品の「妃は~」と「火村英夫に~」は、前者が長編で後者が短編集でした。と言っても、「妃は~」は同一の登場人物が出てくる中編2本を幕間でつなげたという形の長編1本であります。作者がはしがきでそのことについて触れていましたが、個人的にはコレを1本の長編としなくても良かったんじゃないかなぁ~なんて思ったり(;^_^A
 だからと言って別々の本に入れるのも何か違うような気がしますが、2つで1作品としてみなすためにはたとえば最初の中編で撒かれていた伏線をもう1つの中編で回収していたり、全体を通して1本の謎が解き明かされたり、そういう形になっている方がワタシ的には好みだったりするんですね。両方とも独立した1作品として雑誌掲載されていたものなので"通し"の部分を求めるのは酷な気もしますが......。
 まぁ、その辺を差し引いたとしても、「妃は~」よりも「火村~」の方が面白かったです(笑)
 「妃は~」は動機が甘い。ちょっと無理矢理すぎる(笑)
 「火村~」では珍しく有栖が活躍したってところも、自分の中で「妃~」よりも「火村~」に軍配が上がった要因かもしれませんがヽ(´ー`)ノ


 読んだもう1冊、「風の邦、星の渚」ですが、こちらはまあ予想どおり面白かった!( ̄ー ̄)ニヤリッ
 歴史SFと謳っていましたが、歴史FTと言った方がいいのかなぁ、という内容。
 中世ヨーロッパを舞台にした1つの町が発展していくまでのお話であり、こういう元資料を読み込んでフィクションを構築していく系はやっぱり小川一水は上手いなぁ~なんて思いましたよ、はい。上下2段書きの約390ページでしたが4日間程で読んじゃった(*^^*ゞ
 系統から言うと、小川氏が同じ角川春樹事務所から出している「導きの星」の系統、というのがいいのかな? 開拓モノだし。さすがにスペオペには行かないけど(笑)
 主人公のルドガーが、セイオ・ランカベリー@「復活の地」ほど好きなキャラになってくれたらもっとハマったのになぁ......ってなところでしょうか。


 本の後はスッ飛ばしたCDの話。
 今週の水曜日は久しぶりに好きなアーティストのCD発売が重なりました。Kalafina「progressive」、GRANRODEO「BRUSH the SCAR LEMON」。<Kalafinaはシングルでグラロデはアルバムですが(笑)


 まず最初に聴いたのはKalafina。
 新曲「progressive」は、結婚式直前で断念した夏のワンマンからず~っとKalafinaのライヴに行っていないこともあり今回CDで初聴きであります。......あ、そういえばFJCのFCイベントの申し込みに行って来なくちゃ。Kalafinaのツアーの東京公演も申し込みに行かなくちゃ思いっきり平日なので微妙なんだけど決算発表後だと信じたい(笑)
 で、はい、新曲「progressive」。最初の感想は「ライトだなぁ」でした(笑)
 いや、だって、今までいつもKalafinaといえば濃かったし!(笑) 「storia」はそうでもなかっただろうけど、1stアルバムが濃かったし!ヽ(´ー`)ノ
 なので、最初は正直ライト過ぎてするするっと通り過ぎて行っちゃったカンジでしたが、この曲、スルメソングでした(笑) ――リピしていたらすんごい脳内で回るの何の! 会社で仕事中、いきなり脳内で流れだしてびっくりしたですヨ(笑)<しかもサビだけじゃなくて頭からで1番まるまる。
 特典のDVDは、5月のクローズド・ライヴを懐かしく思い出しながら聴いておりました。やっぱり「love come down」「また風が強くなった」「音楽」のコンボは素晴らしいな、と。DVD見ながら拳振りたくなるし!(笑)
 なんかも~今から年末のライヴがめっさ楽しみになりましたです(-_☆)


 グラロデのアルバムは、真っ先にDVDを視聴(笑)
 今夏、ありえないくらいの良席(前から2列目のド真ん中!)で見たライヴだったのでDVD見てても感動もひとしおで......帰ってきた相方に「音量もうちょっと下げようね」と窘められちゃったくらいの音量で観ていたらしいです(笑)
 アルバム自体は、その後、仕事疲れで力尽きて寝落ちしてしまったためまだ再生していなかったり(爆)
 ......ここのところ忙しくてね......帰宅時間そのものはいつもの決算に比べると格段に早いので「どうなっているの!?」状態なんですが、とにかく頭使いすぎてて(笑)、家に帰ってくると結構バタンキューなのであります......。
 というワケで、こちらはこの週末のお楽しみ♪ 完成度の高いアルバムに仕上がっているようなのですごく楽しみであります。ふふふのふ。


 そんなこんな。
 ......あ、10日間の間に見たドラマは、もう、この際スルーで(笑)

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