2008年12月23日

映画『おくりびと』

 今さらながらなコメントで恐縮ですが、世間様はクリスマス一色ですね......街に出ると至るところでWham!の「ラストクリスマス」と山下達郎さんの「クリスマス・イヴ」が。
 それぞれに思い出があったりしますけれども、「クリスマス・イヴ」は聴くたびにJR東日本のCMよりも大昔の「ボキャ天」における替え歌を思い出しまする。オカマバーの替え歌で「♪兄は夜更けすぎに~ユキエに変わるだろう~」ってヤツです(笑) あれは秀逸だったヽ(´ー`)ノ


 そんなクリスマス溢れる街に出て、明日発売のKalafina新譜「fairytale」と梶浦由記氏の2ndライヴDVDをフラゲして参りました(-_☆)
 今回、某アのつく専門店は祝日で混んでいるだろうからと某ツから始まるレンタル屋さんのセルコーナーに赴いたところ、最初、Kalafinaの新曲が見つからず危うく買いそびれるところでした。「DISSIDIA」のサントラのお隣に置いてあったのですが、種類は違っても「空の境界」DVDの隣に置いておいてくれた方がわかりやすかったような(・_・")?


 その「fairytale」、帰宅して早速視聴しましたが、予想に反して最初から最後まで静謐な曲だったコトに驚き。梶浦氏だから途中で長い間奏があってそこが賑やかなんじゃないかなぁ~と思っていたもので(笑)<原作(&予告)から想像するに第6章って途中でぐわっ!ときそうじゃないですか(一方的な思い込みですけど/苦笑)
 DVDの方は、伊東恵里さんとのMCでの会話で「プロによる編集作業ってすごいな」と思いました......デ○ズニー関連の会話がすっぱり抜けてるのが最初からまるで"そう"であったように繋がってて違和感ない!(笑) DVDでは2ndライヴで初めて聴けた生の「the main thame of Petit Cossette」「dream scape」「宝石」が再度聴けて、それが嬉しかっ
たです。あと、「godsibb」は何度聴いても好き♪(((o(^。^")o)))


 3rdライヴがもうすぐですけど、新しくセトリに入ってくるのは何かなぁ......。
 「MADLAX」と「エル・カザド」から入ってきていないのでそこら辺が来るかな? がっつん楽しみです\(^O^)/

 音楽話題はここらで置いておきまして。
 この祝日はものすごく遅まきながらなのですけれども長らく「観たい!」と思っていた【おくりびと(※FLASH/音出ます)】を観てまいりました。<12時台の上映1本のみだけどまだ上映中だったのだ!(゜_゜;)
 座席がさほど多くないスクリーンNo.での上映だったため、場内はいっぱい。年齢層は20代~50代といったところでしょうか。日柄が日柄なので男女比は半々(笑)


 観終わっての感想は、至るところで言われていますが「良かった」の一言に尽きます。
 劇中、何度か涙をポロポロ(T-T)
 まず、脚本の真摯さが素晴らしかった。上手く言葉に表せませんが、「死」を忌む面を描きつつ、「死」の持つ厳粛さを描いていまして、久石さんの音楽や「葬式」というシチュエーションで引っ張るだけのお涙系の映画ではなかった点が素晴らしいな、と。
 演者もまた良かったですワ。日本アカデミー賞に主演男優賞でノミネートされたもっくん(本木雅弘さん)、助演女優賞でノミネートされた広末涼子さん、いずれも良かったですが何と言っても社長役の山崎努さんでしたね。杉本哲太さんも忘れちゃならないカンジ。


 ただ、素晴らしい映画ではありましたが、(良い意味で)静謐な映画ですから「今日は泣きに行くぞ!」というような気合(笑)を入れて観に行くと「違った......」なんて感じてしまうかも!?
 「感動」というキーワードを元に友人・知人を誘って足を運ぶ場合は、たぶん【252 生存者あり(※FLASH/音出ます)】をセレクトした方が無難な気もします......「252」はワタシもまだ観ていませんけれども(苦笑)<でも、「おくりびと」って鑑賞後に盛り上がるといった類の映画ではないので複数ならば夫婦・親子・兄弟(姉妹)といった身内での組み合わせがいいかなぁ。


 オススメという点は変わりないので(笑)、機会があったらぜひとも見ていただきたいところであります。


 ところで、映画館で12/末まで1,000円で観られるというチケットをいただきました。
 土日祝日は対象外なので(笑)、冬休みに入ってからそれを使って映画を観に行こうかな~なんて思っております。その映画館で特に観たい作品を上映していないという問題があったりするのですが!(笑)<上述の「252」をやっていないのでした......ちうか、「252」、意外に上映館が少ないですワン(´ヘ`;)

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