2009年12月20日

「JIN―仁―」#11(最終回)

 毎朝、出勤準備中に「め○ましTV」を見ているのですが、休日はそういった情報番組も見ないのでどうしても世間から取り残され気味になりますです。
 っちうワケで、日付変わってからようやく知りましたですよ、「COP15」の結果。
 とりあえず、「COP15」の正式名称をきちんと言えない状態で色々言うのはちと憚られますが(Conference of Parties 15...だそうだが、次回はCOP16だそうでどこが加わるの?)、未来に対する危機感は共通して持っているけれども国ごとに色んな思惑が絡み合っていてやっぱり難しい話なんだなぁ、というのは十二分によくわかりました。はい。


 にしても、日本って'20年までに'90年比で25%削減って......他人事のように書いて恐縮ですが、本当にできるのかしら?(;^_^A
 できれば素晴らしいことだし、できるようにやっていかなければならないことでしょうが......いくら高く目標を持つのはいいことだとしてももう少し現実的な目標を立てて「1歩ずつ」にした方が良かったんじゃ?なんて、冬は灯油ストーブで過ごすダメ人間なワタシは思ってしまうのでした。まる。


 それはさておき、日記冒頭で「休日はそういった"情報番組"も見ない」と番組ジャンルを限定した書き方をしましたのは、ドラマはちゃ~んと見ているからであります。<結婚してからは相方がお笑いを見るのでそっちも割合観るようになった。
 日曜日といえば、夏の夜はNHK大河「天地人」→TBS「官僚たちの夏」という流れでしたが、ここ数週間はNHK「坂の上の雲」→TBS「JIN~仁~」であります。
 もっと正確に書きますと、「坂の上の雲」→「JIN~仁~」→「坂の上の雲(BS再放送)」という流れです。時々は「JIN~仁~」→「坂の上の雲(BS再放送)」になります。「坂の上の雲」の放送時間が1.5hなので、総合の本放送を全部ばっちり観ていると「JIN」の前半30分が見逃しちゃうんで!(T-T)


 でも、今日は「JIN~仁~」が最終回SPで85分になっちゃっていたので、「坂の上の雲」→「JIN~仁~」→「坂の上の雲(BS再放送)」という観方しかできなかったんですが(;^_^A


 で観ました、「JIN~仁~」最終回SP。
 #1から引っ張り続けた謎=「現代で南方が助けた男の正体」「胎児の形をした腫瘍」が何だったか解決しないまま終わったのはどうかと思ったりもするのですけれども(苦笑)、ま、「現代の医者がタイムトリップして江戸時代に行ってしまう」というトンデモな設定の上で成り立っているドラマなのだと思えば野風・咲・南方の三角関係(美紀も加えた四角関係が正しいかな?)が今後も続いて行くような宙ぶらりんな終わり方にならなかっただけ良かったんじゃないかなという感想を持ったり。
 人間関係が物語のメインになっていった後半よりは、前半の"創意工夫しながら病に立ち向かっていく"辺りが面白かったかな?
 と上から目線的に感想を書いたりもしますが(笑)、ペニシリンができてからも色々な点で惹きつけるものがあったドラマでした。毎週が楽しみだったし。先週、「来週いよいよ最終回」的なテロップが出たときに「え、もう最終回? ってことは、もう#10もやったんだっけ?」という気分になったしヽ(´ー`)ノ


 ヒロイン的には咲よりも野風花魁が好きだった(さらに言うと美紀さんが1番好きだった)のですけれども、全登場人物の中では龍馬と緒方洪庵先生が抜きんでて好き。
 うっちーこと内野聖陽さんの龍馬が、もう、ハマりすぎ(笑)
 「JIN」の中のうっちーを見ていていても「内野さん」じゃなくて「坂本龍馬」にしか見えないのですワ。本当にこんなカンジだったんじゃないかなぁ、という具合に。
 上手い役者さんだというのは今まで観てきた舞台やドラマで「この役は彼じゃないとできないよな」と思うことも多いのでわかっていた話なんですけれどもね、本当に今回の龍馬には参りました。
 来年の大河で演じることになっている福山雅治さんが心配になるくらいです(;^_^A
 あと、緒方先生。
 南方が未来からやってきたと知って「お恥ずかしい話でございます......」と語るところは名シーンというか、もう、泣けました!(T-T)
 相手が未来からやってきた人間だとわかった(告白された)ときに、あんな言葉をかけてあげることができるもんだろうか?と、胸を打たれましたです。緒方先生だけは"先生"付けしないとダメな気がするくらいです!(笑)


 あ、もちろん、佐分利役の桐谷さんも応援してましたよ。
 最初は平っち@「ROOKIES」に見えて仕方なかったんですが(笑)
 もうね、ダラダラと書いていますが、久しぶりに「面白いなぁ」と思って観たドラマでありました。


 ――で、これと前後して観ていると書いた「坂の上の雲」ですが。
 こちらもまた素晴らしいドラマですね(しみじみ)
 予算の関係などもあるかと思いますが、なんか久しぶりに「NHKの本気を見た」的なドラマの気がいたします。


 脚本化の故・野沢氏が好きなので贔屓目で見ていたりする部分が無きにしも非ずですけど(笑)
 でも、それを置いておいても、作りがすごく丁寧で交換が持てます。昨今の大河での無茶ぶり(笑)がこの「坂の上の雲」にはないので、安心して1.5h観ていられるというのも......(笑)
 役者陣が実力者揃いで安定しているのもいいなぁ~と感じます。<豪華すぎじゃないかと!
 そういえば、伊藤博文役で出てらっしゃる加藤剛さんの姿を久々に配しましたが、ものすごく痩せられていて心配になってしまいました。ご年齢がご年齢だというのもありますけれども、ね(´ヘ`;)


 全13話で中盤4回は来年、終盤4回は再来年の放送となりますが、3年間追い続けていきたいなぁ~と思っておりますです。
 ......って、来週の最終回はライヴで観れないので再放送時間帯をちゃんとチェックしなくちゃ(;^_^A

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